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子育てと、旅と、エコでゆるくオーガニックライフ in アメリカ

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「良い」も「悪い」もない

   

アメリカからこんにちは。空飛ぶおかあさんNagisaです。

子育てをしながらフライトアテンダントをしています。

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仕事柄、いろんな土地に行くのですが、楽しみにしているのはその土地のレストランやカフェに行くこと。

名物料理のレストランに行くこともあれば、ホテルのバーで済ませることもあります。

一緒に飛んでいるクルーと出かけるのも楽しいです。

おひとりさまお寿司食べ放題に行ったりもしていますw

 

 

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先日のトリップでは、飛び始めて5年目のクルーと一緒にホテルのバーでご飯を食べました。

彼女は、私よりフライトアテンダント歴は短いけれど、大学生の子供が2人います。

ずっと主婦だったけど、子育てがひと段落したから、やってみよう!ってフライトアテンダントになったんですね。

だから、いろいろしんどいこともあるけど、この新しい世界が大好きなの!って嬉しそうな彼女。

ワインを片手に、いろんな話をしていたら、そんな彼女がちょっと神妙な顔で

「実はね・・・私、最近やっとcancer free(がんの寛解)になったんだよね」

 

話を聞いてみると、彼女が癌を発見したのは、とんでもない偶然が重なったからだったんです。

 

「この話をすると、作り話みたい!ってすごく驚かれるんだけど、伝えたい人にはぜひ話しておきたいんだ。2年前、搭乗中に、お客さんのハードシェルスーツケース(金属製の硬いスーツケース)がひざにあたったの。

もうそれはめちゃくちゃ痛くって、涙が出るぐらい。見る見るうちに膝が腫れて、歩くこともできなくなって。そのお客さんにもすごく腹が立ったし痛いしとにかく最悪だった。

その便が終わった後にすぐ病院に運ばれて、検査をしたの。もう骨砕けてるんじゃないか、歩けなくなるのかな、って怖かった。そしたらね、お医者さんが検査結果を見ながら、『こんなばかなこと!!ありえない!!』って大きな声で独り言を言うのよね(笑)

膝が腫れたのは、スーツケースが当たったことがきっかけだったんだけど、なんとそこには悪性腫瘍があったの!!

緊急手術をしたんだけど、もしその時見つかってなかったら、たぶん足を切断しなきゃいけないぐらい悪かったの。普段自覚症状も全然なかったから、もうびっくりで。

お客さんにスーツケース当てられて、めちゃくちゃ痛くてすっごいムカついてたんだけど、それがなかったらきっと私は癌に気づけなかったの。

だから、私はそこで大切な人生のレッスンを受けたの。

物事に、良いも悪いもない。全て意味がある。

一瞬「何でこんな目に」って思っても、俯瞰してみたら、その方がよかったってこともある。結局は良いか悪いかなんてわからないのよ、最後まで。私の癌みたいにね。」

 

あまりの内容に、一緒に話を聞いていた他のクルーもウルウル。

言葉が見つかりませんでした。

私たちは、つい小さいことで、イライラしたり、怒ったりしがち。

もちろん、そういう感情も大切なんですが、それはもう「起こるべくして起こっている」んですよね。

大きな目で物事を捉えるって大事だなと思ったし、いろんな面から事柄をみられる目を養いたいなと思った出来事でした。

毎日生きていたら、しんどい日もある。辛いことだってある。でも、きっと何か意味があって、メッセージなんじゃないかな。

 

それでは、また! Have a nice day!

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 - フライトアテンダント生活, フライト裏話