【家活Day36】ウェブ検索で海をきれいに?!OceanHero
アメリカからこんにちは。空飛ぶおかあさんNagisaです。
子育てをしながらフライトアテンダントをしています。(ただいまほぼ開店休業中)
先日、こんな検索サイトを見つけました。
OceanHero – The search that saves the oceans
説明を読んでみると・・・この検索サイトで検索すると、検索約5回ごとに海に捨てられるペットボトルが1本なくなるというのです。・・・???どうやって??
仕組みはこう。
プラスチックゴミの多くは、後進国の貧しいエリアで、リサイクルのシステムのない場所から海や川に捨てられます。このOceanHeroの検索サイトで検索することで、そこに支払われる広告料が発生します。その広告料は、プラスチックゴミが出ている貧しいエリアでプラスチックゴミを拾ってもらい、換金するシステムに使われるのです。海や川へ投棄されたゴミが減ると同時に、貧しい人々の収入源にもなる、という仕組み。
この検索サイトは、2019年に発足したまだ新しいもの。それにも関わらず、2020年3月だけで、4,715,635回検索に使われて、943,127本のペットボトルが回収されたそうです。
このままプラスチック製品の使用と廃棄を続けると、2050年までには海中のプラスチック量が魚などの生物よりも多くなると言われています。まだまだ美しい海がある一方で、地球のあちこちでゴミの山が流れ着き、魚や海中生物、鳥が生きられない海になっているのです。
一人ひとりの力は小さいかもしれないけど、毎日の検索に、このOceanHeroを使ってみませんか?
使い心地は、ちょっとGoogleやヤフーとは違うけれど、慣れればほとんど気にならないです。