野菜を食べてくれないうちの子(と夫)にブチギレた日の話
2021/01/20
アメリカからこんにちは。空飛ぶおかあさんNagisaです。
子育てをしながらフライトアテンダントをしています。(来年まで休業中)
フードセラピーを受講して、よく聞く悩みが「子供が野菜を食べてくれない」です。皆さんのお家ではどうでしょうか?
一生懸命作ったご飯も、野菜だけ見事に残してくれちゃったり、野菜見ただけで「いらなーい」って言われたり(涙)それが子供だけじゃなくって、産んでいない長男(夫w)の時もありますよね。
うちももちろん例外ではなく、子供が食べるのはブロッコリーの花のところ、にんじん、じゃがいも、きのこぐらい。なぜかスムージーにしたらケールやほうれん草もOKというよく分からない感じ(笑
それに加えてうちの夫(アメリカ人)も野菜があまり好きではないんです。しかも、嫌いな野菜が私が好きな野菜ばっかりというw 一番好きなきのことか大根なんて、マジ無理食べ物と思えないぐらいのことを言っていますw
なので、「子育てを楽にするFood Therapy」を受講した理由の一つが、「家族に野菜を食べさせたい」でした。
フードセラピーを受けて変わったこと
これでうちの家族も野菜嫌い克服で、ハッピーだわ〜!なんて思って受講したフードセラピーですが
現実はそんなに甘くなかった!笑
フードセラピーのレシピは野菜がたっぷりのものが多いのですが、「これ美味しい〜!」と食べてくれるものもあれば、「野菜ばっかり入ってるぅーー」と苦情になることも(苦笑)
それでもマーシャンレシピの野菜をいろんな形でプラスする方法で、少しずつですが食べられる種類も増えていきました。野菜が入っていると気づかずに美味しいって食べてくれるレシピもたくさんあって、助かりました。
加えて、「今日はランチの○○に野菜たっぷり入れたから、夜はあまり食べなかったけど、まあいいや」って、私自身が「絶対野菜食べなきゃだめーーーー!食べなさいーーーー!!」って思うことが少なくなって、気持ちが楽になりました。鬼婆化が減少、いいことですよね(笑)
そんな感じで、我が家ではゆるーく野菜たっぷりメニューを取り入れた献立をしています。
そして事件は起こった!
そんなある日。
夫のリクエストで、夕飯に「ステーキ&エッグ」を作ったんですね。ステーキ&エッグとは、その名の通り、ステーキとスクランブルエッグなどの卵料理(笑)アメリカで朝食やブランチのレストランではよく見かける人気メニューです。
さすがにお肉と卵だけじゃなあーと思って、付け合わせにスペルト小麦のパンとりんごと、作り置きの白菜の浅漬けを添えたんです(組み合わせ方のセンスゼロ笑)
これが事件の始まりでした。
5歳の息子は、食わず嫌いがあって、葉っぱ物を見るともれなく「Ew(気持ち悪い〜)」と言います。これだけでも結構心が折れるんですけど、その日はそれだけで終わらなかったんですよね。
一応野菜嫌いだけど、息子の手前食べようと白菜を食べた夫が、なんと派手に「おえっ」とえづいたんです(笑)それを見て、「ほらね、ダディも無理だって言ってるじゃない」っていう顔をする息子。
夫はジャンク好きで、毎日ソーダやらエナジードリンクやらスナック菓子を爆食いしているタイプ。なのに、お腹痛いやら胃液が逆流するやら文句を言う。(そりゃそんな物毎日食べてたらなりますよ、と言いたいけど、最近はもう放置しています)
この日も、多分食感がだめで、胃液逆流みたいになっちゃったんだと思います。
ここ最近ちょっと疲れが溜まっていた上に、生理前だった私は、「えー大丈夫?」と言ったものの、心の中ではいろんな感情がドロドロに渦巻いていました。疲れてる時って、こういう事件にめっぽう弱い。最近姿を見せなくなっていた鬼婆が出て来ちゃいます。
人が一生懸命作ったものに、そんな反応失礼すぎない?
そもそもそんなにえづくのは、自分の体をちゃんと整えてないからだよね?
健康になりたい、っていうから野菜も入れてるのになんなのそれ?
私がどんだけ自分の好きなものがまんして、あんたたちの食べられるものに合わせてると思ってるの?
中西部出身だから、芋とコーンしか知らずに育ったってそんな言い訳ある?
義理の両親は、野菜いろいろ好きな子供だったって言ってるけど??
これから毎日もうじゃがいもしか出さないで置こうかな
そもそも食べなさそうな白菜の浅漬けを添えた私が悪いのか (←こじらせはじめる)
そっか、そうだよね、嫌な物を強制した私が悪い
私が悪いママ、悪い妻・・・
もう、私ご飯作らない・・・ (←こじらせ完了)
ま、こんな具合でがっつり傷つき、悲しみ、こじらせた私なのでした。
どんだけ。
じゃあ、もう無理しない
一晩たって、気持ちは少し落ち着いたけど、まだなんとなくモヤモヤイライラしたまま。
キッチンの壁に貼っている「テケトー精神28カ条」をぼやっと眺めます。
「頑張らない方がうまくいく」
「家族よりまず自分が楽しむことが大切」
「普通や完璧は存在しない」
ささくれた心に滲みます(笑)
と言うわけで、その夜の夕食はまだあまり料理をする気が起きなかったので、無理をしないでおこうと決め(まだ若干残っている昨夜の怒りも込めて)「冷凍ピザにサラミをのせて焼いたもの」笑
私はサラミをのせたたっぷり野菜のサラダ、チーズとフルーツの盛り合わせ。
息子はピザを一口食べて、いらないと言い、チーズとフルーツ、私が食べているサラダを一緒に食べました。
翌日は、私がどうしても食べたかったおでん。夫には大根抜き、鶏肉増量で。
私が食べたいものを作って食べただけだけど、不思議とすごく心が満たされました。ファシリテーターになったことで、「もっと完璧に野菜も取り入れた食生活をやらなくては!」とどこかで気張っていたのかもしれません。一生懸命作ったのに食べてくれなくて、しかもおえっとされちゃって、悲しかったんですよね。
「野菜を食べさせる」なんて押し付けがましい気持ちは、きっと家族にも伝わっていた・・・(反省)
フードセラピーを受けて、ファシリテーターになったからと言って「完璧」には程遠い私だけど、完璧なんて目指さないでいいし、私が楽しいと思ってないことは、家族にも伝染する。頑張りすぎないことって大事。
こうやってじわじわとフードセラピーの効果を感じているところです。
同じように、「家族が野菜食べない!!」って悩んでいるママへ。
今回はこんなに鬼婆化した私ですが(笑)フードセラピーやマーシャンレシピの数々を作ることで、自分なりに野菜をこっそりと食べてもらう方法やアレンジをいろいろ考えました。
もしかしたらどこかで頑張っているママに、少しでも参考にしてもらえたらなと思って冊子にまとめました。
「野菜をこっそりプラス アイデアBOOK」
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それでは、また! Have a nice day!
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ありのままで、自分らしく生きるママを増やしたい。
昨日より、ちょっとでも今日の自分が好きって言えるママを増やしたい。
そんな思いで「子育てを楽にするフードセラピー」ファシリテーターになりました。
なぎさ村1期は2021年1月29日開講!
フードセラピー詳細とお申し込みについてはこちら。
http://arinomama.country/foodtherapy
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詳細はこちらのブログからどうぞ
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